三河姫的喜動愛楽日記

泣くは修行。怒りは無知。笑うは悟りなり。 by徳川家康

Entries

寝ずの番

中井貴一出演のTVドラマを平清盛と最後から二番目の恋の2本を立て続けに観たのでもう一本何か見ようと、Gyaoで2006年の映画「寝ずの番」観ました。
これまた前出の2本とは全く違う顔の中井さんで役柄は落語家。

原作の中島らもさんの短編は読んでないですが、わりと忠実に作られてる映画だそうです。
マキノ雅彦(津川雅彦)の監督デビュー作でセリフが関西弁だけど、何となく東京の下町が舞台のような匂いがする。


冒頭、今夜が峠になりそうな落語の師匠(長門裕之)の最期の言葉「そとが見たい」を、京都弁だと放送禁止用語になる「そ●を見たい」と聞き違えた弟子が願いを叶えてあげようとする下ネタで始まる。。。
いきなり”そ●”を見せられた師匠はその3分後に昇天し、通夜になりますが集まったメンツが弟子たちなので全然湿っぽくない。
寝ずの番は終始艶っぽく笑える話で110分間ずっと放送禁止用語のオンパレードで下ネタ披露の一夜になる。


上映はR-15指定。TVじゃ放映出来ないの覚悟で作ったのでめちゃめちゃハメはずして作ってるんだろうなーって感じ。
これは津川さんの役者としての長年の人生経験や遊びが肥やしになって「映画は娯楽。大人向けの粋な喜劇映画を作ってみた」って声が聞こえそう。


が、私の目線ではこれといった山場がなく、生前の人柄でこんな楽しい通夜になるんだな。。。程度で感動もしなかったw
見ててこのシーンは要らないだろう?て男性客向けのサービス部分もあったし、通夜というより落語家仲間の打ち上げ宴会みたいで小ネタや一発芸を並べてる感も否めない。
私が笑ったのは、お酒が入った弟子たちが師匠の遺体を引き摺り上げ、みんなで肩を貸してラインダンス踊らせて、死んでるはずの師匠が途中で目を開け足も上げちゃうシーン。
確信犯的な意図を感じるけど思わず吹き出してしまった。

見送ったばかりの師匠に続き、一番弟子、師匠の奥さんも亡くなるので寝ずの番3本立て。

寝ずの番には中井貴一 ・木村佳乃 ・堺正章 ・笹野高史 ・岸部一徳 ・富司純子。
通夜に集まった顔ぶれは 浅丘ルリ子・中村勘三郎・笑福亭鶴瓶・桂三枝など本人の役で登場ですが、みんな数秒しか映っててないw
そして、題字が緒形拳さん。


役者さんたちがみんな芸達者で中井貴一や富司純子が粋な都々逸唄って三味線も弾く。
終盤に出てくる堺正章と中井貴一の唄バトルも見どころ。
最後の都々逸は、あ~、そういうことだったのか。。とちょっとしんみりさせる。

蛭子能収が遠~~い親戚の立場で登場しますが「へ~、そんなエピソードがあったんだ?」みたいな感じで通夜の席にいます。
遠い親戚だと故人への情も悲しみも近い人に比べると温度差があって、この微妙な温度差が観客の目線と同じだと思う。

亡くなったばかりだと残された近しい人たちはまだ実感がわかなくて、通夜は心の整理をする儀式というか今までありがとうの感謝を込めて送り出す最後のプレゼントかもね。
故人を送るって悲しいことばかりじゃないし、逝く方も見送る方も長生きして人生に悔いがないと「じゃ、またいつかね」って。
死が訪れるのがそう遠くないと感じ始めた人は自分の通夜・葬儀に対し「こうしてくれたら」って希望もあるかも。
余談だけど私は家族葬にしてもらって、縁のある人には49日が過ぎた頃ハガキで知らせてくれたらそれで良いな。

あー、今日はいよいよ映画BUNRAKU公開。
去年の東京映画祭で観ましたが、今日からの公開はクランクインから4年かかったっけ?GACKTもデアズも待ったよね。。。
日曜日はWOWOWでYFCファイナル幕張の放送だ。

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

左サイドMenu

最近の記事

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索

全記事表示リンク

ぐばこ

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

いらっしゃいませ(*^^*)

現在の閲覧者数:  

アクセスカウンター

右サイドメニュー

プロフィール

三河姫

Author:三河姫
脳内メーカーを自分で解析するとMichael・戦国時代・ガーデニング・旅・着物。この比率は日々変化するけど基本は「喜動愛楽」
向上心が無い代わりに好奇心だけは人一倍^^
向学心が無い代わりに遊ぶ事には一所懸命^^
鉄砲玉な遊び専業の日々徒然明日への励みに・・・

月別アーカイブ

QRコード

QR